はじめに
インサイドセールスのでは、多くの人が「受付突破」の壁に当たったことがあると思います。
特に、コールドコールの場合、お客様に断られる度に心が折れそうになることも非常によくわかります。しかし、電話を取る相手を想像し
理解することで、皆様の業務の最大化を図れると思い改善できると思い、この記事を作成させていただきました!
そもそも電話に出られた方は、受電した際にどのような業務をしているのか
受付の業務内容
①電話応対
受付の基本的な役割は、会社への着信を受け、適切な部署や担当者に電話を転送することです。
②情報提供と案内
受付は、会社の第一印象を形成し、発信者に基本的な情報を提供し、必要に応じて他のリソースへ案内します。
③問い合わせのフィルタリングと管理
全ての電話が重要なビジネス機会につながるわけではなく、不要な営業電話やスパムを適切にフィルタリングし、関連する部署や担当者にのみ通話を転送します。
④通話記録の管理
通話の詳細を記録し、必要に応じて社内で共有します。
⑤顧客サービスとサポート
特に顧客からの問い合わせやサービスに関連する通話では、受付が顧客サービスの
一環として対応することがあります。
この①〜⑤を見てわかるように日頃の架電内容は③になっていませんか?(事実、営業電話ではありますが)
受付突破で重要なのは
不要な営業電話ではない(③)ことを避けて社内の適切な方に取り次いでもらうこと(①)になります。
受付の視点で考える
受付の立場に立って、以下の点を考えてみましょう。
電話を受けた際、どのような内容なら社内に回すのか?
どのような内容なら営業電話と判断し、断るのか?
これらを基にスクリプトを作成し、顧客に伝えることが重要です。
例えば、既に取引のある会社から名指しで営業マン宛の連絡があれば、あなたは社内に回すでしょう。
同様の状況を作り出すために、HPやWantedly、LinkedInなどのサービスを活用し、社内のキーパーソンを特定するのも一つの方法です。
キーパーソンに対してお話ししたいと伝えるだけでも、受付の印象は変わります。
※この手法には注意が必要です。新規での連絡になるので既に面識がある、取引があるような言い方はお勧めしません。
参考として、私なら以下のように連絡します。
「新規でのご連絡になりますが、(担当者)様の業務で△△という課題があると想定し、お力添えをさせていただきたいのですが、お繋ぎいただけますでしょうか? お時間をいただけるのであれば、全力でご案内させていただきます。」
例文になりますので、サービス特性などに応じて変えてみてもらえればと思います。
最後に
いかがでしょうか?
今までのお電話は③のようなよくかかってくる不要な営業電話だと捉えられておりませんでしたか?
インサイドセールスでも想像力、相手様の置かれている状況を理解して言葉を選んで発言することが非常に重要になってきます。
売りたい一心になってしまいがちなのでその気持ちはよくわかりますが、「この人なら話を聞いてみたい!、話を聞くことで会社(自身に)メリットがある!」とお客様に思っていただくことを念頭にスクリプトを作成しガンガン架電をしていきましょう!